令和6年度「チリメンモンスター観察会」を開催しました
8月4日(日)、今年も清水みなと祭りに連携して、清水マリンビル2階のMaOI-PARCにて「チリメンモンスター観察会」を開催しました。
30分の体験を各回10組×全5回、計50組の親子にご参加いただきました。
チリメンモンスター(チリモン)とは・・・
ふりかけなどとして食べられる“ちりめんじゃこ”の中に混じって入っている小さな生物たちのことです。いろいろな種類の魚や、タコやイカ、貝の仲間、エビやカニ、クラゲやヒトデのこどもたちなど、多種多様な生き物が含まれています。
「チリメンモンスター観察会」では、虫メガネやピンセットを使って、ちりめんじゃこの中に潜む「チリモン」探しをします。見つけたチリモンを、虫メガネやルーペを使って、じっくり観察。さかなや、えびのなかまに分けたり、図鑑を使って調べます。
おなじみの講師は、みうらあい先生と、しまぬきかおり先生です!
(右)あい先生は、釣り教室の先生をしています。
(左)かおり先生は、MaOI機構のラボで研究員をしています。
明るく優しい先生たちが、各テーブルを回ってアドバイス。
こどもたちが見つけた図鑑に載っていないチリモンの名前も教えてくれます。
この日は、駿河湾(用宗)で獲れたちりめんじゃこを観察しました。
同じ種類の生き物をコレクションしたり、見つけた生き物の名前の特定を楽しんだり、カニやえびの仲間をさらに細かく分類している子もいました。
しらすによく似た、しらすじゃない魚もいて、気づいた子はその魚もコレクション。
気になる魚の種類が「フグ」だとわかり、虫メガネでその形をじっくり観察している子もいました。
チリモン観察会は親子でやるのが楽しい!
というのも、大人がやっても楽しいのです。
お家で食べるちりめんにタコが混じっているのを見つけたら、大人でも嬉しくなりますよね!?
親子で楽しく会話しながら観察していると、30分はあっという間です。
「タツノオトシゴ見つけた子~!?」

おえかきコーナーには、みんなの好きな海の生き物がたくさん描かれました!
お魚が好きな子は、好きなお魚を描くのも好きなんですね。
参加してくれた皆さま、ありがとうございました。
下記の楽しそうなイベントにもチリモン観察会のブースを出展しますので、ぜひ遊びに来てくださいね。
8/25(日)ボートレース浜名湖「見て知って感じてはまなこSHOW」
10/19(土)清水マリンビル「ホネホネサミット」

美しく豊かな静岡の海を未来につなぐ会では、チリモン観察会に参加してくれた家族会員(当日入会でもOK)に、お家でも楽しめるチリモン観察キットをプレゼントしています。
<観察キット>
産地の違うちりめんじゃこ2種類(★)、チリモン図鑑、カードルーペ、ピンセット、マクロレンズ、コレクションケース、ノベルティバッグ
★産地の違うちりめんじゃこ
・駿河湾(用宗産または遠州灘産)
・大阪湾(大阪産)
どちらにもいる生き物、片方にしかいない生き物を探し出して比べてみよう!