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しずおかの海体験教室(海岸清掃/地引網体験)を開催しました

令和5年10月7日(土)、清水区三保内浜にて「しずおかの海体験教室(海岸清掃/地引網)」を開催しました。

<プログラム>
①海岸清掃
②地引網
③BBQ昼食会

今回の参加者は159名です。





水上バス乗り場三保桟橋前に集合し、オリエンテーションを行った後、全員で真崎まで移動して海岸清掃を開始しました。

当初は、三保桟橋付近から地引網を行う真崎付近にかけて広く清掃を行う予定でしたが、他の団体が清掃活動をされた後で、ごみが減りきれいになっていました。
そのため今回は計画を変更して、地引網を行う真崎周辺の清掃を行いました。

外海から流れ着いたであろう流木や木端がとても多く、足元が危険なため、流木を水際から離れた場所に集めて、ごみや木端を回収しました。

毎月清水駅前や三保で清掃活動をされているチームつながりの皆さん(アフロヘアにオレンジTシャツがトレードマーク)が中心となって、ごみの集め方を教えたり、声掛けをして応援する中、大人も子どももとても熱心に活動しました。

清掃後はこんなにきれいに!!
足元の心配がなくなり、ばっちり地引網ができる状態です。

ごみ袋を1か所に集めて清掃活動は終了です。
燃えないごみは少量でしたが、スプレー缶や、釣り糸が絡まった木端などがありました。

地引網終了後、ごみ袋を収集場所まで運んでくださった皆さま、とてもとても重かったことと思います。お疲れさまでした。
本当にありがとうございました。


きれいになった海岸でひと息ついたら、お待ちかねの地引網です。

地引網
船で海の沖合に網を張り廻し、海岸から網の両端につけた引き綱を大人数で引っ張り、網を砂浜に引き寄せて魚を獲る漁法

漁業者の高齢化と人員不足により、地引網の廃業が進み、静岡市内では唯一となった三保地引網保存会の協力のもと開催しました。

地引網はこどもの頃以来だよ~とわくわくしている大人や、今回が初めて!という親子もいました。

漁師さんが船を出し網を張っている間、陸上では、地引網の構造や、やり方の説明を受けます。
見本の小さな網を使いながら、小さな子どもたちにもわかりやすく説明していただきました。

その後は2手に分かれ、いよいよ綱を引きます。
参加者約160人が力を合わせます。

綱を引く速度も重要です。
網の内側に入った魚を逃がさず引き上げるために、2手のどちらかが早すぎたり遅くなったりしないよう、指示のアナウンスを聞いて速度を調整しながら引いていきます。

網を引きながら最後方まで移動したら、また前方に戻って引っ張ります。

どんな魚がいるかな?
たくさんかかっていますように。

期待を込めて綱を引きます。


続く