しずおかの海体験教室を開催しました
秋晴れの10月の土曜日、三保内浜海岸で「しずおかの海体験教室」を開催しました。
「しずおかの海を守り、楽しむ!」を合言葉に、
海岸清掃活動&マリンスポーツ・フィッシング体験教室・深海魚観察会を行うこのイベントには、総勢73名の親子が集まってくれました。
たくさんの写真をご紹介したいので、3回に渡り、イベントの模様をご報告していきます!
前の週から気温が下がりだし、不安定な雨予報を毎日チェックしていましたが、
この日のためにとっておいてくれたかのような、暑いくらいの、海体験にぴったりのお天気でした。
とはいえ、日差しが強い中での清掃活動は熱中症が心配なので、少し早めに切り上げました。
9月の台風15号は清水区に多くの被害をもたらしましたが、三保の内浜にもその時に流れ着いたであろう、大小さまざまな流木が多くありました。
それらをかきわけると細かなマイクロプラスチックも見つかりますが、砂や草に入り混じったそれらの小さなごみをすべてを取り除くことは不可能です。
海洋ごみの7~8割は陸域からきているといわれています。
自らの手でごみを拾い、それはいったいどこから来たのだろう?と想像を働かせることで、海ごみへの当事者意識を高めてくれますね。
この日集めたごみは、220キロにもなったそうですよ!(流木は除く)
暑い中、元気いっぱいに頑張ってくれたこどもたち、汗をふきふき一生懸命なお父さんお母さん、お疲れ様でした!

ここで、ごみ拾いを楽しくするご提案!
「美しく豊かな静岡の海を未来につなぐ会」は、静岡県と連携し、7月6日から、ごみ拾いSNS「ピリカ」の静岡県版見える化ページを運用しています。
「ふじのくにしずおかクリーンアップ!」
運用開始から約3ヶ月が経過した令和4年10月17日にのべ参加人数が5,000人を突破しました。これは、本年度運用を開始した3自治体(京都府、岐阜県、三重県)の中では最速での達成!
ピリカに登録して、静岡でのごみ拾い活動をアップすると、自動でこの見える化ページに掲載され、ランキングに参加したり、ごみ拾いのイベント情報を見たり、掲載することができます。
ごみ拾いを定期的に行っている人達から、「ごみ拾いって運動にもなるし、集まった人達で交流するのがすごく楽しいよ」という声をよく聞きます。スポごみ(スポーツごみ拾い)大会や、ごみ拾いとジョギングを組み合わせた「プロギング」などもあります。
活動に参加して、体を動かしたあとは、ピリカに投稿していろんな人と繋がる楽しみもあれば、さらにモチベーションも高まりますね!
ピリカダウンロードはこちらから

海岸清掃のあとは、いよいよ体験教室が始まります。
深海魚観察会は、室内で深海魚の勉強から。
講師は、戸田で「深海魚直送」便を運営されている青山沙織さんです。
普段見れない貴重な深海魚がたくさん。
おさかな好きな子には、宝探しのようですね。
どの子もキラキラと目を輝かせていました。
見た目がとっても愛くるしい。
ミドリフサアンコウ。
生きているときはどんな風に泳いでいたのかな・・?
何を食べていたのかな・・?

こちらは、親子フィッシング体験です。
焼津で初心者釣り教室を運営する、三浦愛さんが講師です。
Marine Sweeperの土井さん、イシグロのフィッシングアドバイザーの加藤さんという2人のスペシャリストも加わり、子供たちの初めての投げ釣りをサポートしてくれました。
釣り竿の使い方、えさのつけ方、釣れたら針をとって・・
三保の海ではどんな魚が釣れるのか、わくわくしています!

大きな魚が釣れたね!!
体験教室が終わった後も、残って釣りを楽しんでいる親子もいましたよ♪
体験教室の報告はまだまだ続きます。