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駿河湾深海魚の
ふか〜い話
DEEP SEA STORIES IN SURUGA

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ノコギリザメ

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ふか〜い話

名前の由来は最大の特徴である鋸状の吻(ふん)で、和名、英名どちらも「ノコギリ」ザメです。
吻の中ほどにある長いひげで泥底の小動物を探し出し、吻で掘り出して捕食したり、魚群に突っ込み、吻を左右に振って魚を傷つけて捕食したりします。[1][3]
刺激を与えなければ人を襲うことはありませんが、万が一襲われた場合にはノコギリに注意しましょう。
肉質は良く、臭みもないため、かまぼこなどの練り物の原料になります[1][2][3]。また、フライや煮付け、湯引きにして酢みそで食べても美味しいそうです。
類似した姿のノコギリエイとは分類上全く異なります。
ノコギリザメはここで飼育されています。
レア度 ★★★☆☆(★の数が多いほどレアです)

詳しい情報

学名
Pristiophorus japonicus
和名
ノコギリザメ
英名
Japanese sawshark
分類群
ノコギリザメ目ノコギリザメ科ノコギリザメ属
サイズ
出生時は約30cm。成熟は全長1mを超える[1]。最大は136cm[2]
形態的特徴
体は細長く、やや縦扁。吻(ふん)は扁平で剣状に長く、両縁に顕著な棘が一列に並ぶ。吻の両縁の棘は左右23〜43本。吻の中ほどより少し後ろの腹面に1対の長いひげがある。[1]
生態
北太平洋西部(日本、朝鮮半島、中国北部、台湾)の水深10〜800mの砂泥底に生息[2]。卵胎生で胎仔数は約12[1]。
捕獲日
2021年9月11日、9月23日
捕獲場所
土肥沖300m

出典

1. 小学館 日本魚類館
2. Compagno, L.J.V., 1984. FAO Species Catalogue. Vol. 4. Sharks of the world. An annotated and illustrated catalogue of shark species known to date. Part 1 - Hexanchiformes to Lamniformes. FAO Fish. Synop. 125(4/1):1-249. Rome, FAO.
3. 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)

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